新入荷再入荷

竿//印も穂先まで揃っています。 関東へら竿師の中では、大変人気のある竿師の竿になります。 匿名配送には対応しておりません。 梱包は、輸送中の竿の底抜けや穂先折れなどの事故を防ぐ為に、竿は仕舞わず、 バラして、緩衝材にて巻いて発送しております。 尚、上記該当の方の場合は、質問欄より入札希望をお願い致します。 古代朱色は、昔の仏閣などに利用されて来ましたが、原料「朱（HgS・辰砂)しんしゃ」から作られた為、現在では使用出来ません。 出品商品：関東へら竿　蟹歩 作 桔梗 別選硬式 古代朱色漆総塗砥ぎ出し節巻 5本継 140寸 1956年製作 漆がけつぶし綿握り 購入以来未使用品 へら竿：古代朱色漆総塗仕上 関東 へら竿 竿の状態：文化遺産　コレクション用 竿師：　蟹歩 竿種類：　蟹歩製 古代朱色漆総塗砥ぎ出し へら竿 脇名：　桔梗　別選硬式 竿長：　140寸（　約430cm） 竿仕舞：　古代朱色漆総塗砥ぎ出し節巻　5本継　２本仕舞 握り：漆がけ綿握り 仕上 : 本古代朱色本漆　本漆 仕舞い寸法：　100cm 穂先径：　最太部3mm 最細部0.9mm 手元径(握りの上部)：　12mm 竿調子：　別選硬式(硬胴調子) 竿材：矢竹、高野竹 穂先材：　竹削り穂 (巻糸有り) 昨今の紀州竿は合わせ穂が多いのですが、この竿は影舟の削り穂です。 文化遺産保護の観点から海外発送指示の場合には落札削除をさせて頂きます。 御了承くださいませ。 参考: 二代目 孤舟や夢坊も後期から最近の制作はウレタン塗装を利用しております。 購入以来未使用の大変綺麗な古代朱色漆総塗の砥ぎ出し節巻の蟹歩が1956年製作のへら竿です。 勿論、実釣り目的であれば、ウレタン塗装の方をお勧め致します。 関東へら竿になります。 本漆は400年以上の耐久性があり、日本工芸品の歴史的資料とした場合は、本漆仕上がお勧めです。 入札取り消しをさせて頂く場合もございます。繋げての強い素振りや実釣りには御使用にならないで下さい。 入金操作完了確認後、郵パックの発送になります。 本来は博物館に展示すべき美術品です。 宜しくお願い致します。 文化遺産です。 竿栓も竿と同じ焼印がございます。 海外の方、お急ぎの方、新規の方、良い評価点90%以下の方は、ご入札をお控え下さいませ。 蟹歩もこの古代朱色の顔料の危険性は十分熟知して居たと思われますが、その危険性さえ凌駕する程、この古代朱色の紅色は重い深い色をしており、蟹歩も魅了されたのでしょう。 カーボン竿のような直線性は自然竹製品では不可能です。 所感ではありますが、基本に忠実な竿で、作りが先代孤舟に似た竿ですが、蟹歩独特の持ち味を持つ竿になります。 製法としては，これらを含有する鉱脈から辰砂を含む鉱石を掘削・粉砕し，水中で比重分離して採取したようです。 余談ではありますが、 天然の辰砂鉱は、水銀の他にヒ素も含んでおり、その粉塵を吸い込むと水銀障害(痛い痛い病など)やヒ素障害で亡くなる可能性が高い物質です。 蟹歩は、 初代孤舟の直弟子です。 蟹歩は、初代孤舟の直弟子です。 購入以来未使用の為、竿の反りも殆ど無く、自然竹の範囲です。 日本人の匠だからこそ、生まれて来た古代朱色漆のへら竿。囚人にとっては、この辰砂鉱山行きに言い渡される事は、即ち、死刑執行の意味があったようです。 この素晴らしい文化遺産の古代朱色へら竿を後世に繋げて頂きたく、今回、出品致しました。 丁寧梱包を心がけますが、輸送中の破損に関しましては、配送業者の賠償規定範囲内となります。 昨今の紀州へら竿は時代の流れから仕上塗りが、ウレタン塗装になりつつありますか、 この竿は本漆仕上となっています。 玉口の変形、口割れは、ありません。 その蟹歩が渾身を込めて作り上げた古代朱漆を使った砥ぎ出し節巻の作品。 商品説明 文化遺産 資料 蟹歩 作 桔梗 別選硬式 古代朱色漆総塗砥ぎ出し節巻 5本継 140寸 1956年製作 漆綿握り 蟹歩は、初代孤舟亡き後の関東のへら竿界を長く牽引して来た第一人者の竿師です。 尚、入金確認後の発送になりますが、仕事の関係から、御連絡は24時間以内、発送は7日以内となります。 マイナスポイント：　なし 昭和時代の作品ですが、細かな傷等はございます。 その場合ヤフーのシステム上どうしても 非常に悪いに評価がつきますので予めご了承下さいませ。 落札後24時間以内に御連絡を差し上げますが、48時間以内に取引ナビよりご連絡いただけない方は、本位ではございませんが落札者様都合でキャンセルとさせて頂きます。 日本の文化遺産を理解して頂ける方に入札をお願いしたいと存じます。 しかし、 この古代朱色の漆の色は、他な赤顔料では絶対に出せない深い色を表現しております。 そして、現在の胴調子の根幹を作り上げた、孤舟の鶺令調子は現代の胴調子へら竿に多く採用されてる調子です。 制作数が殆ど無い事も、この古代朱色顔料に起因しているものと思われます。 支払い条件は、かんたん決済とさせて頂いております。竿の調子としては硬式鶺令調子(硬めの胴調子)の竿です。 この古代朱色漆のへら竿は日本の文化遺産です。 中国湖南省辰州の地名に由来して「辰砂（しんしゃ）」・「丹砂（たんしゃ）」・「朱砂」・「丹（に）」などと呼ばれています。 師光と源竿師は、共に紀州へら竿の根幹を構築した元祖であり、紀州竿師は、その系統を辿ると必ずこの２大竿師に辿りつきますが、 へら竿の段巻(節補強巻)を考案したのは、初代孤舟です。 蟹歩作らしいへら竿になります。 蟹歩が生命の危険に替えても製作したこの竿は、もはや単なるへら竿ではなく、立派な美術工芸品と考えます。 博物館の方の入札も大歓迎です。 返品不可、ノークレームにご対応頂ける方のみ御入札をお願い致します。 ご事情がある場合は予め質問欄からご連絡いただければ 柔軟に対応いたします。 昔は囚人をこの辰砂鉱山の鉱山坑夫として作業させて居ました。 同じ古代朱色漆の作品があるかは不明ですが、 蟹歩の作品では、見た事がありません。 和竿の博物館を創設する夢を持ち、今まで、多岐に渡る和竿を収集して参りましたが、寄る歳には叶わず、後世の人に託せねばならない時期に至ってしまいました。 蟹歩作の古代朱色漆総塗の140寸 5本継 砥ぎ出し節巻のへら竿は、へら竿の収集家の方には、一度は手にして観て頂きたい、価値のある竿です。 そして、初代孤舟の作り上げた鶺令調子を完全に受け継いだ竿師でもあります。 付属品：　純正竿栓 、純正竿袋　※掲載写真のみ。 以下は、へら竿出品の定型文です。 一部リサイクル材を使用致します。 特に穂先折れ(穂先がオリジナルより短くなっている)や、別の穂先や穂持ちを作り直した竿は、オリジナルの調子とは全く違う竿になってしまいます。 神経質な方は、入札をお控えて下さいませ。 最後に願くば、日本和竿ミュージアムの方のご入札をお待ち致しております。 初代孤舟の同門には、影舟、芳匠、初代げて作、恵匠、遂秀、二代目孤舟がおります。 今回出品のヘラ竿は、穂先まで全て蟹歩製作の竿になります。 蟹歩がどうしてこの顔料にたどり着いたかは、謎ですが、神社仏閣に詳しかったと想像出来ます。 参考: 朱（水銀朱） 　「朱（しゅ）」は神社の鳥居などに着色されている色で，古代からの代表的かつ高級な赤色顔料です。 発送は筒状梱包での送料着払い発送となります。 オークションには、ヘラ竿の出品を多く見かけますが、穂持ち や穂先など何処かの部位がオリジナルではない物を多く見かけます。